疲れの原因=乳酸??
大阪イチ、フットワークが軽い、パーソナルトレーナー嬉野智哉です!
前回は『血流促進効果はいかに?!』について投稿しました!
本日は、『実は乳酸は良い働きもしていた!!』について投稿します✨
一般的に乳酸は疲労物質のイメージがあると思いますが、
はたして本当なのか??
実際のところ、ハードトレーニングや運動を行うと血中乳酸濃度が高まり、
筋肉内に乳酸が蓄積してしまいます!!
つまり、疲労感を感じるイメージ通りの働きをします…
これだけ聞けば、悪者ですが本日はそれだけじゃないよ!
と言うことをお伝えします❗️
近年では、乳酸が筋肉のエネルギー源となる中間代謝産物であるとの、
見方が強くなっています!
※しかし全てがエネルギーとして働くわけではないです。
ここで注意が!!
乳酸が生成される➡️筋肉内に蓄積➡️細胞内を少し酸性へ傾けてしまう
➡️筋疲労と全く無関係ではない
ただし血中乳酸濃度が下がる事を、
疲労回復の目安とする状況は以前と変わりはないです!
血中乳酸濃度が低下することで、血液循環により筋活動に伴って乳酸が生成され、
様々な代謝物が回収された事を示す目安となるため!
重量を扱うトレーニングや運動を行うことで、糖質がエネルギー源として使用され、
筋肉内に乳酸が蓄積してしまいます。
上記で生成された乳酸は、筋肉内から出て血管に入っていき、
静脈を通って心臓に送られていきます!!
ここでポイント‼️
この時、一部の乳酸が心臓のエネルギー源として代謝されます!
乳酸は同じ筋肉にある遅筋線維・別の筋肉の遅筋線維に取り込まれて、
酸化系の代謝経路で分解されます!
この他でも、様々な器官でエネルギー源として代謝されます!
つまり、従来疲労物質だけの認識があったものの、
実はエネルギー源として利用されていたのです!!
人間の身体の循環は素晴らしいですねー‼️