これらが筋肉疲労に関係する

大阪イチ、フットワークが軽い、パーソナルトレーナー嬉野智哉です!

 

 

本日は、『筋疲労について』について投稿します

 

そもそも何故、疲労してしまうのか??

 

疲労には、メカニズムというものがあります。

 

①末梢性疲労(筋肉自体の疲労)

②中枢性疲労(神経系の疲労)

 

ザックリ言ってしまうと、身体で感じるものと、神経的に感じるものです!

 

身体を動かす為には、エネルギーが必要になります。

 

そのエネルギーが『ATP・アデノシン三リン酸』です‼️

車で言うガソリンとなるものです。

 

ATPが使用されると、

 

 

ATP→ADP(アデノシン二リン酸)と無機リン酸に分解されます!

 

 

この無機リン酸が、筋肉にとって疲労物質となります

 

①無機リン酸

 

身体を動かす時は、時続的に動かすと思いますが(日常生活)

 

そうなるとエネルギーを常に消費することになります。

 

ATP分解量が増加→ADP生成量が増加されて、このADP疲労原因になってしまいます

 

ADP(アデノシン二リン酸)

 

 

ここからもっと深掘りしていくと、

 

レーニングなどで高負荷を扱う運動を行うと、

 

無酸素性エネルギー代謝が行われることで『乳酸・水素イオン』が生成され、

 

その水素イオンが筋肉内に増加してしまうと、

 

疲労物質(無機リン酸やADP)と共に、

ミオシン(筋肉を)の反応やカルシウムポンプの働きを阻害してしまい、その結果!

 

筋肉収縮機能が低下してしまいます。

(カルシウムポンプについては、近々投稿します。)

 

つまり、筋肉が伸び縮みしにくくなってしまいます。

 

 

水素イオン+乳酸が筋肉内に蓄積することで、

 

筋線維の周りにある溶液中の濃度が高くなってしまい、

 

これを感じる受容器を介して疲労感が生まれます

 

神経系疲労の原因です。

 

 

③水素イオン+乳酸

 

 

筋肉は、収縮と弛緩を繰り返し行う事で血液循環させているのですが、

 

収縮、弛緩が悪くなると血流も悪くなってしまいます。

 

 

つまり、、、

 

 

 

血流量が少なくなると、血液循環が十分に行えず、

 

筋肉内の代謝物の回収ができなくなります。

 

悪循環でしかないですね😱

 

 

これを踏まえて、トレーニングなどを行なっていただき、

 

オーバーワークにならないように注意してくださいねー