フィットネスブーム到来?たったの3%でいえるのか?

大阪イチ、フットワークが軽いパーソナルトレーナー嬉野智哉です!

 

近年、日本ではフィットネスブームとも言われていますが、その実情と世界から見た日本、今後のフィットネスと皆さんの良い関わり方を説明していきます。

 

◯目次

・日本のフィットネス人口とは

・世界のフィットネス人口

・日本のフィットネス文化が根付かない理由

・今後どのようにフィットネスと関われば良いのか

 

・フィットネスとは

 

そもそもフィットネスとは、

その名の通り、

fitness=肉体的観点、健康的観点で望まれている状態に適っている状態。

つまり健康のための運動を指した言葉です!

 

・フィットネス人口とは

 

健康のための運動を行なっていて、フィットネスクラブで活動を行なっている人を対象に算出した、割合を指しています。

日本のフィットネス人口は約3%と言われています。

100人中3人が健康のための運動を行なっていることになります。

お気づきのように、少な過ぎます…

ここ5年間で、24時間ジムがそこら中にできているのを見ると、

人口がもっと上がっていてもおかしく無いですが、実情2011年から数字はほとんど変化していません。

 

何故なのか?

フィットネスクラブの利用者の割合で言うと、圧倒的に高齢者の方が多いです。つまりいくら24時間の20〜40代向けのジムを作っても高齢者のフィットクラブ会員数が減っていくと人口数は上がらない状況にあるのです。

 

・世界のフィットネス人口

 

世界の人口を見ていきましょう。

アメリカ18%、イギリス14%、韓国7%、香港6%、スウェーデン21%

日本の数倍の人口がフィットネスに取り組んでいます。

何故こんなに違いがあるのか??

 

・日本のフィットネス文化が根付かない理由

 

私の考えは『継続性』にあると考えます。

ここは私の実体験ですが、体験で来られたお客さんの過半数が1ヶ月〜2ヶ月で7〜10Kg痩せたいです!!

と仰られます。 

これはパーソナルトレーニング一世風靡したことで、CMなどで短期のダイエットをうたったことに影響されていると考えています。

ダイエット達成で得られる満足感・充実感が大きく、

1番はダイエット中に強いられる食事制限からの開放感です!

後に待っているのが…リバウンドです。

リバウンドしてしまった方が再度、運動を始める可能性は極めて低い割合です。

こういうサイクルから、日本ではフィットネス人口の維持、向上を望めないのかもしれません。

 

・今後どのようにフィットネスと関われば良いのか

 

まず大切なことは、ダイエット目的の運動でなく、ダイエットしなくて良い健康的な身体づくりのための運動を目指す事が望ましです。

もちろんダイエット始めの運動でも問題はありません!!

が、しかし!

まず何年間かけてその体重が増えたのかを知る事が大切です。

10年間かけて増えてしまった10Kgを1〜2ヶ月で落とそうとするのは効率的でしょうか?

健康的に考えていくならば、10年間で10Kg落としていく事が適切です!

 

 計画に無理があっては継続は出来ません。

まずは運動量でなく、持続可能な運動から始める事がオススメです!

寝る前にストレッチをする。

自転車利用のところを歩いてみる。

自宅で簡単な腹筋をしてみる。

何でも良いのです!!

 

まずは継続させる事です。

 

歯磨きのように習慣化を目指しましょう!